お子さんが小4になったとき、小4の壁に直面する家庭は少なくありません。家計のためにフルタイムで働き続けるのか、それとも子どものために退職するべきか悩んでいる人は多いでしょう。ここでは小4の壁を退職せずに乗り切る解決法について紹介しています。家庭の事情によって最適な解決策は変わりますので、夫婦でよく話し合った上で模索してください。小4という時期はお子さんにとって重要な意味を持ちますから、子育てを優先した解決法を見つけていくのが理想です。

勤務時間を変えて小4の壁を乗り切る

保護者が日中に仕事をして家にいない児童の健全育成を促進するのが学童保育です。保育事業の一環として厚生労働省が管理していますが、小3までしか活用できないケースが少なくありません。これが小4の壁と言われる課題であり、まだ大きいとは言えない子どものために仕事を続けるか退職するか保護者を悩ませる問題になっています。特に家計が厳しい状況にあり、夫婦共働きが必要な家庭にとって大きな悩みでしょう。以前の日本は女性は専業主婦として家を守るのが一般的でしたが、現在は夫の収入だけでは十分な収入を確保できない家庭が増えています。

家計に余裕がない状況で小4の壁に直面した場合は、退職せずに乗り切る方法を考えてみる必要があります。例えばフルタイムで働いている女性なら、8~12時までの4時間勤務にするなど勤務時間を圧縮することを考えてみましょう。完全に退職すると大幅な収入減になるため、フルタイムからハーフタイムに変えるのです。1日4時間勤務だと生活費が足りないという場合は、5~6時間勤務で調整するなど工夫します。生活費のシミュレーションをして、マイナス家計にならないように勤務時間を調整していきます。また貯金がまったくできない状況だと突発的な出費に対応できないので、なるべく収入の2割、少なくとも1割は貯金できる程度の収入を確保することを考えてください。

働き方を変えるという選択も

小4の壁で問題となるのは、正社員として働いている場合はハーフタイム勤務に対応してくれない会社が多いことです。正社員は安定した給与と賞与・福利厚生が完備されていますが、働き方の自由度が低いというデメリットがあります。正社員としてフルタイムで働いている以上、学校から帰ってきた子どもの面倒を見ることはできません。自分が帰宅するまで子どもに待っていてもらう方法もありますが、小4というまだ小さいお子さんに対して適切な対応ではありません。中学生くらいになれば夫婦がフルタイムで働く家庭が増えてきますが、小学生のころは主婦が働き方を変えて対応するケースが多いです。

退職はできないけど正社員として働くのは難しいという場合は、パートタイム勤務に変えてもらうのも手でしょう。正社員の状態で時短勤務ができないならば、非正規社員としての雇用に変えてもらうのです。もしくは今の職場を辞めて転職をすることで解決できる場合があります。子育てを理解してくれる職場なら、柔軟に対応してくれるでしょう。子育て支援がある職場、ブランクありの人も積極採用している職場、未経験・初心者OKの職場などは、子育てに理解を示してくれることが多いです。パートタイムで働くのが困難な場合は、両親に子どもの面倒を見てもらう方法も検討してください。

在宅勤務に変えれば解決できる場合がある

小4になれば習い事をしているお子さんが少なくありません。子どもに夕方まで習い事をしてもらうなど工夫すれば、寂しい思いをさせなくてすみます。ただ親が帰宅するまで習い事をさせるとなると、相応の経済力がないと難しいです。これができる経済力がある家庭なら、母親がフルタイムで働かなくても小4の壁は解決できるはずです。小4の壁の最大の原因は経済的な問題であり、お金の問題をクリアすればすべて解決するケースが少なくありません。現在の職場で時短勤務に対応してもらえないし、転職してパートタイムで働くのも難しいという状況なら、在宅で仕事をすることも考えてみましょう。

在宅で月に3~5万円以上の収入を得ている主婦は大勢います。在宅の仕事の魅力は通勤する必要がなく、また人間関係の悩みも発生しないことです。通勤と人間関係のストレスを解消できるだけでも、精神的にぐっと楽になります。女性の社会進出が当たり前の時代になり、専業主婦が激減したことで女性が抱えるストレスは格段に大きくなっています。仕事と子育てを両立するのは簡単ではなく、仕事のストレスを子どもにぶつけてしまう親は少なくありません。健全な子育てのためには、親自身がストレスを溜めない生活スタイルを構築する必要があるのです。

小4の壁を上手に乗り切るためのコツ

仕事と子育てを両立する主婦の大きな悩みが小4の壁でしょう。小4になると学童保育の制度を利用できなくなるケースが多く、学校から帰ってきた子どもの面倒を見るために退職を考える人は少なくありません。しかし退職すると収入が減って生活が厳しくなる家庭は多いので、そうした場合は働き方を変える方法を検討してください。例えば勤務時間を短くしたり、親に子どもの世話をしてもらったり、在宅の仕事に乗り換えたりする選択肢があります。解決法を探すときはプラス家計を維持できること、そして子どもへの負担を抑えることの2つを意識しましょう。