やっと小学校に入学したと思ったら、それからたった3年間でやってくるのが小4の壁です。仕事を持っている母親にとって、小学校入学時は学童など預け先の問題がありましたが、小4の壁では学習面と精神面の両方で様々な問題が浮き彫りになります。子育ては壁の連続、これからも様々な壁がやってきますが毎回乗り越えなければいけません。今回は小4の壁を乗り越える方法をいくつかご紹介します。状況が当てはまる点だけでも参考なれば幸いです。

自宅で留守番させる時の注意

本来、学童保育は小学校6年生まで在籍可能ですが、地域によっては定員オーバーなどの理由により低学年までの受け入れのみに制限を設けている場合があります。そのため小学校4年生になった時、学童ではない預かり先などを見つける必要があります。また学童保育への受け入れが可能な場合でも、学童の友達が減ってしまう事があります。これは高学年になるにつれ、塾などの習い事の影響で学童に通わなくなる同学年が増えるからです。あまりにも年下ばかりの環境では、学童へ行きたくないというのも納得ですよね。同様の理由で、学童へ行かなくても放課後一緒の時間を過ごす友達は減ります。中学受験を見据える子が多いため、それも仕方ありません。

放課後の学童通いが無くなると、必然的に子供を家に一人で待機させる時間が増えます。場合によってはそのまま母親が帰宅するまで留守番ということにもなりますよね。一人で留守番させるのは不安なことが多いですが、子供がやれることを把握して留守番を任せましょう。家庭で明確にルールを作ることが大切で、特に鍵を持たせる時は注意が必要です。鍵を紛失したらどうなってしまうか、鍵の大切さをしっかり教えて必要以上に鍵を取り出さないようにすることを教え、鍵を持たせる時は必ず鍵が見えないように持たせます。一人で子供が留守番していることを周囲にわからせないようにしましょう。

ランドセルに鍵を取り付けるタイプもありますが、それ自体が周囲に知られていることもあるので、できることなら親子しか知らない収納方法を取り決めておきましょう。鍵を開けて家に帰宅させる際には周囲に知らない人がいない事を確認させ、家に入る時は必ずただいまと大きな声で言わせれば、周囲への警戒としても申し分ありません。その他、留守番時の火の取り扱いや電話の対応などに関してどうさせるのか、予め取り決めておくと安全に留守番させることができます。

習い事をさせて自主性を養う

学童に行かず放課後を乗り切る方法として、習い事を選ぶ家庭も多いですよね。小学校4年生であれば中学受験に向けて塾を選択することもよくあることです。小学校3年生までとは違い小学校4年生からは、子供が希望するスポーツや興味のあることを見つけさせ取り組ませるといいでしょう。小学4校年生は高学年の入り口で、運動と学力のどちらを優先させるか、それとも両立を促すかは親の意向が強くなりがちですが、無理の無い範囲で子供が続けていきたいことを見つける良い時期でもあります。

急に難易度が高くなる小学校4年生

子供が小4の壁を感じやすいのは主に勉強面です。小学校3年生に比べて教科書の内容が難しくなることで、勉強についていけなくなりがちです。学習内容の難易度が上がることで、これまでは周囲と同程度だったテストの点数が急激に下がってしまうことも多々あります。また精神的にも人間関係の変化が大きく、家族への遠慮から言い出せないことが出来たり少しずつ大人びていきます。学年は上がりましたが、これまでよりも難しい年頃と考え、繊細なケアをしていくように心がけましょう。

夏休みは夏ならではのイベントも利用して

長い休暇など、仕事を持っている母親にとって夏休みは困ることが多いですよね。塾の夏季講習や祖父母の家に協力を仰ぐなど、先手を打って対策しましょう。学童という誰かが見守ってくれる安心できる場所を利用できないのは大変ですが、子供に色んな体験を通して成長させる時期と前向きに考えて乗り越えましょう。小学校4年生というのは、小4の壁による様々な影響によって母親にとっても負担が大きいですが、子供の精神面を大きく成長させるには素晴らしい時期だと思います。

母親は勿論不安ですが、子供にとっても小学4年生は新しい体験が多く不安が多い時期です。しかし、いつも親が先回りして対処していては、いつまでも子供は成長しません。多少は子供に考えさせるようにして、子供の力を信じて成長を見守ってみましょう。信じることによって子供の責任感も養われます。

小学校4年生は思春期のスタート

今まで素直だった子供が、段々と反抗的になってくるのが大体小学校4年生です。その影響により少しずつ親子関係に変化が生じます。今まではお手本のような行動で尊敬を得ていた親が一転、体験談や失敗をそのまま伝える方が成長に繋がる場合もあります。それは教わることよりも参考にするという、新しい知識の取り入れ方を見つけた証拠であり、子ども扱いを嫌っているサインと考えていいでしょう。新しい関係性を求めてくる変化に注意しながら、子供と良い距離を維持しましょう。